ブラジル連邦政府は8月19日の通知で、新たに上質紙、コピー紙及び軽量コート紙に対し輸入ライセンスの提出を義務付けた。発効期間は3ケ月。本年5月に厚物コート紙とLWCに対し輸入ライセンスが要求され、市場が混乱している。政府筋では、輸入ライセンスにより輸入が適法かどうか判断可能としている。ブラジルでは教育目的用途の輸入は無税となることから、不正輸入が横行している。輸入関係者からは本措置は不公平で、原産地証明を要求するわけでもなく、単に税関官僚の数の増加にしかならないとの声もある。 8月26日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ