最新の統計によれば、8月の季節要因調整後の工業生産指数はユーロ圏18ヶ国では前月比1.8%減少、EU28ヶ国でも同1.4%減少をみせた。因みに7月の数値はユーロ圏18ヶ国で前月比0.9%減少、EU28ヶ国でも同0.7%それぞれ数字を落としていた。また8月は前年同月比でみるとユーロ圏18ヶ国で1.9%減、EU28ヶ国でも0.8%下落した。当月のユーロ圏工業生産指数が前月比で1.8%下落した要因は、資本財生産が4.8%減少したことに加え、非耐久消費財が0.2%、中間消費財が0.7%数字を落としたことが影響したが、一方、耐久消費財は0.2%増、エネルギーも1.2%増で前者とは対照的な結果となった。
【参考】
ユーロ圏18ヶ国:ベルギー、ドイツ、エストニア、アイルランド、ギリシャ、スペイン、フランス、イタリア、キプロス、ラトビア、ルクセンブルグ、マルタ、オランダ、オーストリア、ポルトガル、スロベニア、スロバキア、フィンランド
EU28ヶ国:上記18ヶ国+ブルガリア、チェコ、デンマーク、クロアチア、リトアニア、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、スウェーデン、イギリス
10月14日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ