TNPL(Tami Nadu Newsprint & Papers)はタミルデゥ州在の唯一工場-カギタプラン工場に約4100万㌦投じ月産100㌧のティッシュマシンを設置する。2014年3月稼働の予定。主力の印刷用紙から生産品目の多角化を狙ったもので、インドでは経済成長の著しい割には人口の2-3%しかティッシュ製品を消費しておらず、キッチンペーパーやトイレットロールの普及はまだの状態。ティッシュ製品は現在生産過剰状態だが生活水準の向上に伴い将来の成長が見込まれ同社として新規投資はペイ出来るとみている。同社は数年前に古紙加工設備不足から新聞用紙の生産を停止。フレッシュパルプとバガスパルプのミックス原料使用の抄紙機3台、合計40万㌧の印刷用紙能力がある。目下、オーストリア(アンドリッツ)のDIP設備を設置中で2012年3月稼働の予定。完成時に市場動向によっては再度新聞用紙を生産する模様。 9月30日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ