中国商務部は10月に中国国内4メーカーから申し立てを受領し、調査を開始する。4メーカー:MCC Meili(中冶美利漿紙公司)、山東晨鳴、及びAPP中国子会社の寧波APPと寧波中華紙業。他に山東博匯紙業は申し立てに参加していないが支持表明。調査対象期間―2010年7月1日から2011年6月30日。損害状況調査対象期間―2008年1月1日から2011年6月30日。米国からの輸入実績:2011年1-9月17.5万㌧以上、2010年199万㌧、2009年17万㌧、2008年18.2万㌧。現行中国生産能力:約500万㌧、内5社能力計313万トン。MCC Meili30万㌧、山東晨鳴48万㌧、APP子会社2社計170万㌧、山東博匯65万㌧。新増設計画:山東博匯100万㌧―江蘇省2012年末稼動予定。APP中国120万㌧―広西区2012年末稼動予定。太陽紙業・IP合弁40万㌧―山東省2012年末稼動予定。 11月23日付け RISIから抜粋 当方11月24日付けブログ参考: 中国 米国塗工白板にアンチダンピング調査決定 中国商務部は11月18日公表。米国からの輸入コート板紙にアンチダンピング調査開始を決定した。10月8日に国内からダンピング調査申請を受けており、2011年11月18日から調査を開始し2012年11月18日までに完了する。事情により2013年5月18日まで延期も可能。塗工白板価格は輸入紙により下落しており3-4月の高値から㌧当たり約1000元―約15%程度下がっている状態。 11月22日付け 中国紙網から抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ