Pulp &Paper International 2012 1月号の掲題記事で、5社の名前を挙げている。①ブラジル エルドラド、②中国 山東博匯、③中国 恒安国際、④米国 International Paper、⑤フィンランド UPM。今回は①ブラジル エルドラド社に関し:同社は2012年11月稼働予定で目下年産能力150万㌧の晒ユーカリパルプ(BEK)工場を建設中、場所はブラジル中西部、マト グロッソ ド スル州トレス ラゴアス。2012年11月に初荷が出荷可能で、稼働後の年産能力は280万㌧となる模様。同社はBEK生産で世界5番手を目標としており、同工場地には更に生産ライン2系列拡大の余地があり、2017年と2021年にそれぞれ計画しており、2021年までに年産能力を450万㌧に引き上げる。同社の見込みでは、2023年までに世界で更に2500万㌧のパルプが必要。現在経済不安があるものの、パルプ市場は成長傾向にあると分析。販売面では中国向け45%、欧州40-45%、北米その他10-20%と見込んでいる。原料面では2016年までに約10億㌦投資し21万ヘクタールの植林地を確保する計画。環境面での対応にも前向きで、2017年までに原料は100%森林認証取得を目指している。 Pulp &Paper International 2012 1月号から抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ