中国江蘇省沿海部・連雲港と中西部陜西省の西安は中国政府がここ10年の幅で重点開発プロジェクトを推進中の都市。双方は1本の太い物流ロードの海陸をつなぐ重要なポイントで、物流ロードはユーロ・ランドブリッジと称し、ルートは中国港湾の連雲港を東側の起点とし、中西部・西安を内陸軸の中間ポイントとし、欧州にまでつながる1万800Kmの中国横断鉄道を中心とした鉄道輸送サービス。例えば、日本の港湾や韓国釜山港と連雲港を海上コンテナ航路で結び、中国鉄道を使ってカザフスタンとの国境駅を経由し中央アジア、ロシア、中東、欧州と結ぶ国際複合一貫輸送ルート。西安が欧州オランダ・アムステルダムへの西行き、東京を起点とする東行きの中間に位置する内陸接続ポイントとして大きく浮上している。 2012 Mar. 荷主と輸送から抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ