4月25日付けフィンランド貿易協会(FINPRO)の工業、林業、生物エネルギー担当者の発表では、中国造紙協会はフィンランドの製紙専門知識を取り入れ、中国製紙産業の近代化の助けとする旨提案している。省エネ、環境保護、廃水等の規制要求が厳しくなっており、中国製紙業界は急速に投資を増やし、生産ラインの改造や新規工場が必要で、今後5年間に新たに2000万㌧から3000万㌧の能力増(年増加30%)が計画され、総投資額400億ユーロ相当で30から50台の抄紙機購入及び数十台の改造計画がある。既にフィンランド製紙機械大手企業は中国で良好な経営状態を保っており、目下中小企業が中国市場に参入の機会をうかがっている。世界の製紙生産能力はアジア及び南米に集中しているが、フィンランド企業は技術輸出で市場の変化の中ビシネスチャンスを求めている。 4月27日付け 中国紙網から抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ