2007年に米国・IP社と合弁事業を開始し本年10月で5年目を迎えたが、今までの総投資額は予想以上で18億㌦を超えている。目下シベリア・イルクーツク州ブラ―ツク市に世界最大の晒Nパルプ設備(投資額約8億㌦、年産72万㌧)やアルハンゲリスク州コリャジーマで製紙設備(投資額2.7億㌦)を建設中、両方の設備共2013年第1四半期稼働を目指している。イリムグループは今後ともロシアの森林製紙産業のリーダーとして紙パルプ紙器関連の投資を実施し、現行プロジェクト終了後も更に国内市場向けの高級パッケージ用の増設や、中国及び東南アジア需要に対応すべくシベリアでNパルプ能力増加に集中的に取り組んでゆく。 9月7日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ