APP子会社Indah Kiat Pulp & Paperは15年前1998年米国Beloit社と2台購入契約したが、APP社が前金支払い後Beloit社が倒産、APP社も財政問題から残金支払遅延により契約が不完結な状態となっていた。2000年裁判の結果APP社の残金支払いが決定しBeloit社の部品納入が始まったが、APP社の調べでは未納部品も多く、機械設備も多くは陳腐化している為、このたびメッソ社に依頼し6号機を設置することに決定した。6号機は従来設計速度1500m、能力40万㌧であったが、改造・改良により9700mm幅、設計速度1700m、生産能力は50万㌧となる。主にコピー用紙用の上質紙米坪60-120gを生産する。遅くとも4月初旬に完成品が出来る見込み。ぺラワン工場はスマトラ、リアウ州にあり、現在抄紙機6台で洋紙生産能力92.5万㌧、パルプ設備5系列で220万㌧の能力がある。
3月20日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ