江蘇省大豊市の新工場で100万㌧のコートアイボリー機(3号機、フォイト社製、機械幅8100mm、設計速度1000m/分)の商業生産が始まり、既に市販開始している。目下国内需要が低迷し価格も下落している折、フル操業には至っていない。原料は晒N/Lパルプ混合とBCTMPで、パルプは市販パルプから調達、BCTMPは自製で、機械はメッソ社製、能力40万トンで5月から稼働開始している。同社は山東省淄博(ZIBO)市の工場で、コートアイボリー65万トン、石膏ボード15万トン、再生段原紙15万トン、印刷用紙25万トンの能力のほかBCTMP機2台合計20万トンが有り、其のうちの1台は2014年第1四半期を目途に改造を予定している。
7月3日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ