欧州製紙メーカーはフランス、英国で新聞用紙の値上げを押し通している。ドイツと
イタリアでは交渉進行中だが、この数年の大規模な生産規模縮小で新聞用紙市場がか
なりタイトになっていることから、売り手側は楽観的な模様。しかし、値上げ幅につ
いてはメーカーが期待した水準までには達しておらず失望感もある模様。昨年10月の
World Publing Expoの会合でメーカーが想定した45gsmベース標準価格は500ユーロ/
トン以上、一部には520や530ユーロ/トンを打ち出していたが、実際にはそのレベル
までは到達していないようだ。
1月23日付RISIより抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ