ブラジルの3月価格はバージンパルプ段原紙と再生段原紙ともに安定している。PPIに
よると、3月から4月にかけてメーカーの値上げの噂があるが、現時点ではまだ実施さ
れていない模様。古紙価格は変わっていないが段ボールメーカーは値上げに動いてお
り、古紙サプライヤーも値上げを希望している。よって、段原紙メーカーも値上げを
模索している模様である。Kライナーは1月、2月と同水準の1,665〜1,715リヤル、こ
れは2013年3月より4.3% up。白ライナーは1,890〜1,950リヤルで同1.9% up、テスト
ライナーは1,400〜1,460リヤルで8.3%前年より高くなっている。中芯は1,280〜1,345
リヤルで前年比22.1%と大幅アップ。各メーカーともに市場動向をみながら値上げの
チャンスをうかがっている状況である。
3月18日付RISIより抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ