古紙の取り扱い及び再生を担うErkki Salminen社がこのほどフィンランド中央部のJamsankoskiに古紙保管用の倉庫を新設した。古紙の全量は近隣のUPM社Kaipola工場が生産する新聞用紙及び電話帳用紙へ使用されるものである。2箇所に分かれた保管スペースは合計で3,700平米、年間2万トンまでの古紙取り扱いが可能となる。Erkki Salminen社はUPM社が借り受けることとなる当物件への投資額を公表していない。本件に関する同2社の合意書は本年2月に既に署名済みとなっていた。これまで、Kaipola工場は古紙保管をフィンランド南部に点在する6つの古紙倉庫及び自社工場内の保管スペースを使ってきたが、今回の最適化によって、原料調達がより円滑になる。
7月4日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ