タイSCG社がその業容拡大路線の中で、新たにグラシン紙生産へ活動分野を拡げることとなり、従って自家使用パルプの生産能力も増大させる模様。タイ最大の紙メーカーである同社は、同国ラッチャブリ県のバンポン工場に$5千6百万を投資して、年産6万トンのグラシン紙生産ラインを導入する。このグラシン紙は付加価値製品として、主にラベル分野へ投入されることになる。グラシン紙は工業的用途として、その需要が特にアジア市場にて、ここ数年着実な成長を見せている。同社は2015年末までに生産ライン設置を完了すべく、現在ライン供給者の選定に入っており、商業生産は2016年初頭を予定している。
5月29日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ