韓国のクラフト紙メーカーである双竜製紙が同社唯一の製紙工場を永久閉鎖し、製紙業界から完全に撤退する模様である。同社は4月既に同工場2ラインでの操業を停止していた。同社はここ3年間の国内市場でのクラフト紙生産・販売局面に於ける、凄まじい価格競争で疲弊し赤字を続けていた。同社のクラフト紙は主にセメント、小麦、化学品の包装用として使用されてきた。同社は工場閉鎖の上、合計で年産12万トンの生産能力を有する2ラインの転売を検討しているものとみられる。
7月8日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ