Norske Skog社はノルウェーのSkogn工場2号機で年産15万トンの生産能力がある新聞用紙ラインの生産を本日停止した。同社は既に4月に今回の休転を発表していたが、停止期間は9週間で、この間市場では約3万5千トン分の新聞用紙出荷が減少する。同社はこの一時的な休転によって、新聞用紙市場での需給バランスの調整を図り、また夏場のホリデー期間に臨時職員を採用せずに済むことで経費の削減を狙った。一方、この休転は同工場の正社員には何ら影響を与えていない。尚、同工場には他に合計で年産40万トンの生産能力を有する新聞用紙ライン2機があり、同2機は平常通りの操業を続ける。
6月23日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ