中国市場でのOCC需要は今年少なくとも20万トン減る傾向をみせており、過去2年間の合計ではほぼ1百万トンの減少となる見込みである。今年上半期の米国の中国向けOCC輸出量は3百62万トンである。昨年は2012年の8百35万トンから9%減って7百61万トンであった。また、米国国内の2013年OCC消費量は84万5千トン増加した一方、同年米国の中国向け輸出は73万9千トンの減少をみせた。中国市場での米国OCC需要減速の主因は、3年連続の主に輸出向けパッケージ用途の不振に加え、中国国内での古紙回収率の向上によるものである。
8月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ