米国国際貿易委員会は、カナダからの輸入SC紙の相殺関税に関し米商務省が更なる調査続行するに際し、その申し立て継続を表明した。一方、カナダのPort Hawkesbury社を始めとするメーカー各社は、同国からの輸入SC紙は米国市場に打撃を与えていないとする明白な証拠を示しているものの、現行初期段階での申立人への法的効力は極めて弱く、またこの時点でいかなる相殺関税申し立ても却下されることは非常にまれなことである。従って、本件は今後数ヶ月にわたって検証を余儀なくされる方向にある。
4月10日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ