ブラジルのSuzano Papel e Celulose社は、このほど同国サンパウロに位置するSuzano工場の製紙ラインの改造を、国際的技術集団であるAndritz社へ発注した。当該ラインの改造後、同工場はユーカリ・フラッフパルプとコート紙・上質紙両方の生産を行なうこととなる。2015年第4四半期に稼働開始を見込んでいる。同ラインでは、年間約10万トンのフラッフパルプを生産する予定で、今回の改造によってSuzano社はブラジル初のフラッフパルプ・メーカーとなり、更にユーカリの短繊維を原料としたフラッフパルプの供給者として世界でも最初のメーカーになるとしている。
4月29日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ