新疆ウイグル自治区のBohu Reed Industry社は、業績不振と財政難を理由に同自治区に位置する2工場での生産を停止した模様。既に当該2工場は数ヶ月にわたって稼働を止めている。2工場のうち新しい方は葦パルプ年産10万トンの生産能力を有し、2013年にスタートした。その他1工場はかなりの老朽化工場で、紙年産5万トンと葦パルプ年産14万トンの生産能力があったが、長く公害企業として現地当局からは、生産を新しい工場へ移管すべきと決定を下していた。しかしながら、同社は国内紙パルプ産業の供給過剰の影響を受けたまま業績不振を続けてきたもの。
5月28日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ