スペインの裏白チップボール・メーカーであるPapelera del Principado社(Paprinsa)は、同社Mollerussa工場の増産強化と品質向上に向け、約350万ユーロを投資し新設備を導入する計画である。同社は既にVoith社へ、Nipco flexシュー・プレス、オフセット・プレス、およびステンレス製枠組み再建を発注しており、8月8日~23日の2週間の休転期間を導入作業に充てる予定。今回のプロジェクトで、第一段階として生産能力を6%引き上げ、同社板紙製品の品質向上と工場蒸気使用量の低減を狙っている。現在、同工場は年産10万トンの生産能力を有しているが、最終的には2年以内に30%の増産強化を見込んでいる。
7月29日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ