中国およびインドネシアが米国へ輸出するコピー紙は、米国政府が8月20日示した予備判決でAD課税上限193.3%といった厳しい懲罰関税が直撃することとなった。これは、米国国際貿易委員会から6月23日に公表された同2ヶ国からの同品種に科される相殺関税5.82%~131.12%に加算されるものとなる為、結果として中国の太陽紙業とUPM中国の2社は米国へコピー紙輸出の際は2種類の関税を合算した319.72%を上乗せせねばならない。またインドネシアのAPRIL社傘下の中国Asia Symbol社にはAD関税97.4%が課されるが、それ以外の中国メーカーは一律193.3%となっている。
8月28日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ