オーストリアのHeinzel社は、非塗工中質紙年産26万トンの生産能力を有する10号機を、再生コンテナーボード専用ラインへ改造する計画であることが分かった。取り幅7,240㎜に改造予定の同ラインの稼働は2017年末を見込んでいる。改造後は、テストライナーおよび米坪70g以上の再生段ボール原紙を合計45万トンの生産が可能となるとしている。一方、SC紙生産ライン11号機は火災の影響で9月から停機中であったが、12月より操業を再開する見込み。同社は、2017年の改造時期までは10号機でも引き続きCS紙の生産を継続するとしている。
11月3日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ