チリを本拠とするCMPC社傘下のCMPC Celulose Riograndense社ユーカリパルプ・ライン1号機は、電気系統故障を原因とする火災発生で、1月18日午後に停機措置となった。同Guaiba工場はブラジル南部Rio Grande do Sul州に位置し、2機の晒ユーカリパルプ・ラインで操業している。1942年に稼働を開始した1号機は年産42万トンの生産能力を有し、2015年に操業開始した2号機の設計年産能力は130万トンとなっている。同社関係者によれば、1月18日午後4:30頃1号機の電気ケーブル付近から出火し、電気設備からは火と煙が発生したとしており、同工場消防隊が15分後には消火完了したのとほぼ同時に黒煙の発生も止まった。事故以降、1号機は停機のままとなっており、現時点では操業再開の目途はたっていない。
1月19日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ