米国カートン協会が発表した最新の統計によると、同国の12月カートン出荷量は週平均、実質ベースともに前年同月比0.1%微増となった。また、2015年の年間統計では、出荷量の累計は3千6百86億平方フィートで、実質ベースで同1.2%増、週平均で1.6%増となっている。一方、12月コンテナーボードのユーザー在庫量は前月比1万6千トン増となったものの、先に森林紙製品協会より発表されていたメーカー在庫が同2万8千トン減であった為、差し引きで前月より1万2千トン減の合計254万6千トンとなった。過去10年の12月在庫量が平均3万1千トン増であることを考えれば、今回の1万2千トン減は極めて良好な推移といえる。
2月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ