米国のGeorgia-Pacific社(G-P社)は、今週にもサンフランシスコ近郊のSan Leandroに位置する同社工場にある同国に存在する同社最後の石膏ボード原紙年産8万トンのラインを永久停機とするものとみられる。それに先立って同社はオクラホマ州Pryor工場、カナダ・オンタリオ州Thorold工場の石膏ボード原紙ラインを閉鎖していた。また、市場関係者によれば、同工場の同ライン停機に続き、同業のCaraustar社が石膏ボード原紙事業から撤退するであろうとしている。この2社の撤退により、米国の石膏ボード原紙の生産能力は年産125万トンまで減り、同業界はメーカー6社、合計11ラインへ縮小されることになる。
5月6日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ