中国のティッシュ紙市場では後発であった理文造紙社が、今やトップメーカーの座に照準を定めている。同社はティッシュ分野で年産50万トン以上の生産量を目標としており、来年の7月までにはそのゴールを達成するものとみられる。中国の再生コンテナーボード・メーカーとしては最大手の一つであった同社は、2014年に多角化を目指し衛生製品分野に参入した。昨年、同社重慶工場ではいずれもティッシュ年産6万トンの2機を稼働させた。一方、同社がベトナムHau Giang県の新工場に設置した再生コンテナーボード年産40万トンの生産能力を有する新ラインは6月末にも試運転に入るべく、現在準備を早めており、7月か8月には商業生産を開始する見込みとなっている。
5月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ