中国のXinjiang Zhongtaiグループと、そのパートナーであるXinjiang Fulida Fibre社とRosKitInvest社の協働による年産50万トンの未晒パルプ工場の建設が、シベリアのTomsk州に於いて2017年末か2018年初頭にも開始となることがタス通信の報道により判明した。同通信によれば、今回の10億米ドル規模のプロジェクトに関する技術文書が来年には準備できる模様であるとしている。2015年5月にXinjiang Zhongtaiグループの経営陣とTomsk州知事の間で、同プロジェクトへの同意・協力に関して覚書の署名が行われていた。プロジェクトには、当該の年産50万トンの未晒パルプ工場に加え、年産50万立米の製材工場、12メガワットの発電所建設も含まれている。
6月2日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ