カナダを本拠とするCatalyst Paper Corporationは、米国ウィスコンシン州に位置する同社Biron工場に於ける2つのプロジェクト、操業効率の向上、環境負荷の軽減に向けて270万米ドルを投資する計画であると本日発表した。プロジェクトのひとつは、同工場の4号ボイラーの燃料源を現在の高硫黄石炭から天然ガスへシフトすることで、もうひとつはTMPリボイラー(再沸器)の改造によってTMP生産工程で発生するこれまで不使用としていた排蒸気を、製紙ラインへ供給する水を加熱する為に再利用し、石炭や天然ガスの消費量を抑えることであるとしている。これらの方策を実現することで、大きな環境保全上の利点となる模様。
8月3日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ