中国のLee & Man Paper Manufacturing(理文造紙)が、同国江西省に位置する同社九江工場に新たな再生コンテナーボード年産40万トンのライン建設を検討していることが分かった。今年上半期の同社の財務中間報告の中で、香港上場企業である同社は、将来的に年産40万トンのパッケージ紙生産の増産を明かした。同社関係者がPPIアジアに語ったところによると、計画の増産プロジェクトは九江工場で待望の2番目の再生コンテナーボード・ラインであるとしている。同工場で現在唯一の18号機は2013年から操業を開始しており、同品種年産32万トンのラインである。その時点では、同品種用の2機目が同年中に同工場に於いて操業を開始するものとみられていたが、以降2年が経過して今回Valmet社がこの新ライン契約を発表するまで、目立った動きはなかった。
8月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ