フィンランドMetsaグループ傘下のMetsa Fibre社は、このほどMetsa-Botnia Metsat社の資本株式のすべてを同国Dasos Capital社が管理する基金へ売却したことが分かった。Metsa-Botnia Metsat社は、合計で約3万4千ヘクタールの土地と水域を所有していた。今回の売買取引によって人員削減等は発生しない模様。一方、MetsaグループとMetsa-Botnia社が長年結んできた木材販売、森林管理サービスの長期契約は引き続き効力を保つこととなるとしている。Metsa Fibre社は、バイオ製品、バイオ・エネルギーの供給メーカーとしては最大手のひとつであり、また同社のBotniaブランドであるN材・L材パルプは高品質板紙、ティッシュ、印刷用紙、特殊用紙生産用に開発されてきたものである。
8月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ