韓国の京畿道安山市に位置するShindaeyang Paper社Shiwa工場で、ライナーの生産を先月より一部再開していたが、このほど正式に操業再開したことが分かった。同プラントは、今年6月9日に火災に見舞われ、数ヶ月の閉鎖を余儀なくされていたもの。当時、火災は同工場唯一の年産46万トン再生コンテナーボード・ラインの乾燥工程とリワインダーを損傷させていた。韓国の業界関係者によると、同社は損傷した部分の修理を成し遂げ、9月中旬より同ラインでのテストライナー生産を再開したとしている。ただし、現在は低品質の製品は市場での販売はせずに同社系列の加工工場へ出荷されている模様。高品質のクラフトライナーが生産できるのはラインの微調整が終了する1ヶ月~2ヶ月後を見込んでいる。
10月19日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ