中国山東省を本拠とする晨鳴紙業ホールディングスは、広東省湛江市に位置する同社紙パルプ複合工場に於いて、このほどバージンパルプを原料とする新たな板紙ラインのテスト稼働に入ったことが分かった。同社関係者によると、同ラインは先週、最初の塗工アイボリーの巻取りを生産後、微調整を行なっているとしている。商業生産に入れるのは、今年末か年明けを見込んでいるが、微調整の作業進行具合と市場動向にもよる模様。同ラインは、Voith社製で抄き幅9,600㎜、設計スピードは分速1,200m、中国国内では最大級の板紙ラインである。
10月20日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ