フィンランドのStora Enso社は、同国Imatraに位置する同社Kaukopaa工場に於いて、バージンパルプ100%の板紙年産17万5千トンのライン1号機に新たに搭載する予定のVoith社製全自動VariFlexワインダーの設置を4月まで延期することが分かった。同工場の定期保守点検整備が行われる時期に合わせるのが、その理由で、当初は1月にその高性能化の作業を実施する計画であった。同社代弁者によれば、改良作業の日程詳細は未定であるが、最大で10日間を要するものであるとしている。この新たなワインダーは、機械幅4,600㎜、生産スピードは最大分速2,500mとなり、ラインの能力を引き上げるばかりでなく、生産の信頼性も向上すると、Voith社は強調している。
1月12日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ