フランスのBlue Paper社は、同国ストラスブールに位置する再生コンテナーボード工場に、同工場での残留材料をエネルギーに変換する為の発電プラント建設へ総額2千2百万ユーロを投資する計画であることが分かった。同社関係者によると、この投資プロジェクトによって、同工場は天然ガス消費量を削減、より効率的な残留物の処理が可能となるとしている。同工場の残留物は年間約2万5千トン発生しており、生産に使われる原材料の梱包材などで、主に木材、布、その他素材が含まれている。この新プラントが、これら残留物の有効エネルギーを、紙の乾燥工程用の蒸気に変換するとしている。これによって、同工場での天然ガス消費量を80%削減、また年間トラック500台分の輸送を削減することになる。
2月9日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ