ドイツを本拠とするPalm社は、同社の所有する5つの製紙工場すべてにエネルギー発生用複合サイクルガスタービンを新設することで、エネルギーを生み出す方向性に進んでいることが分かった。この動きはまず2016年に、同社2つの生産拠点であるイギリスKing’s Lynn工場とフランスのDescartes工場へのエネルギー発生用複合サイクルガスタービン2機の導入で始まった。新たに導入されたタービンは両工場で使用するすべてのエネルギーをまかなうことを目指し、2018年から稼働をスタートさせる予定としている。これらの効率的なタービンは、90%の速度で作動し、製紙用に必要なエネルギーおよび蒸気を確保することになるとしている。このプロジェクトによって、同時に成果となるのは両工場の二酸化炭素排出量削減と環境保護に対する支援であるとしている。
2月13日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ