中国通関当局が公表した最新の統計によると、同国1月のLBKP輸入量は前月比7.3%増で約80万トンとなったとしている。LBKP輸入量の増加は、インドネシアAPP社スマトラ島のOKIパルプ工場の立ち上がりが第3四半期さえも超えてズレ込んだことで10月から11月にかけて激減した在庫量の補充の為、中国ユーザーが一気に買いに走ったことが要因とされている。当初、APP社は年産280万トンの同工場が6月には操業開始するものと見込んでいたが、その後になって10月開始と予定を延期していたもの。一方、NBKP輸入量は12月に19.1%増と急伸したものの、1月は前月比18.0%急減の約64万トンとなっている。1月の全体のパルプ輸入量は同10.1%減、合計で約175万トンに終わった。
2月28日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ