カナダのResolute Forest Products Inc. は、同国オンタリオ州Thoroldに位置する同社製紙工場の無期限休転を今日公表した。従業員100人を超える同工場は、100%再生原料を使用した新聞用紙を1ラインのみで年産19万7千トン生産する能力があった。無期限の工場休転という難しい決断は、引き続く北米での新聞用紙需要の激減に加え古紙価格の上昇によって導き出されたとしている。同社は、既に2016年12月中旬以降、同工場での操業を止めていた。同社は、独立した第三者であり、Throld工場に於いて代替品の加工に興味を持つStone House Investments Holdings社と協力関係にある。同社は、今日の発表への反響を認めており、経営、労働力、周辺の地域社会へ更に持続可能な未来を届けるべく再建を確信しているとしている。
3月10日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ