アルゼンチン紙パルプ生産者協会が公表した最新の統計によると、同国の2016年1月~12月の紙生産量の合計は約166万トン、パルプ生産量の合計は850,474トンで、それぞれ前年比4%減、3.3%減となった。12月単月では、紙パルプ生産量の合計はそれぞれ前年同月比9%増、3%増となっている。同国は昨年、前年比2%増の117,275トンの紙を輸出したが、輸入量は前年比6.5%減の801,750トンとなっている。同協会によると、今回の輸出向けの減少は2016年の後半が顕著であった。また、同期間に需要は、市場での在庫調整が原因で下降傾向となったとしている。一方、同国の2016年パルプ輸出量は196,131トンで前年比13.4%増、またパルプ輸入量も同2.9%増の202,806トンとなった。
4月11日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ