ドイツを本拠とするProgroup AG傘下にあるProwell社が、更に同社所有の段ボール・シート2工場に対して早いペースで増産体制強化を継続する等、同社のTwo Twentyfive戦略を強力に推し進めている。ヨーロッパで最も急成長をみせる段ボール原紙メーカーであるProwell社は、中期計画として25万トンの生産能力強化を図っている。2018年以降には、同社は段ボール・シート年産1,380,000トンの生産能力をもつことになる。これによって、中央ヨーロッパに於ける段ボール・シート市場でのProgroup社の主導権はますます揺るぎないものとなろうとしている。一方、Prowell Plossberg社(ドイツ)とProwell Trzcinica社(ポーランド)は、イタリアDrizzonaにパッケージング・パークを設け、そのパートナーシップは新しいレベルでの成功を収めており、また、業界全体で最も強力な段ボール工場がイギリスEllesmereの既存工場近くに建設中となっている。
4月18日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ