ロシアのSFTグループが、100億ルーブルを投資してロシア連邦Adygea共和国Maykopに位置する同社Kartonara再生コンテナーボード工場の高性能化を図る計画であることが分かった。同社は、今回の近代化計画の詳細を明らかにしていないものの、同工場の生産能力を三倍増とし年間の販売量を金額にして120億ルーブルまで引き上げる意向。今回の改造によって、工場の紙とパッケージ製品の品質向上も見込んでいるとしている。現地当局によると、同工場は主に食品分野に向けた新たな製品ソリューションを開発することに焦点を当てる計画を持っているとしている。今回のプロジェクトがいつ実行に移されるかは現時点では不明であるものの、同社広報担当者によれば、来年詳細を公表するとしている。
6月29日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ