フィンランドのStora Enso社Veitsiluoto工場2号機では、8月4日に発生した同ライン上の乾燥工程での重大な損傷による事故で、現在オフィス紙の生産が止まっている状況であることが分かった。同グループの伝えるところによれば、この事故による負傷者はないものの、いくつかのシリンダーやその他の設備の一部を交換する必要があり、また、広範な電気工事を行なわねばならないとしている。事故調査は継続されているものの、現在の状況から推察すれば、12月末まで同ラインは休転せざるを得ないことが予想される。同社広報担当者がRISIに対し語ったところによると、乾燥工程用の新しいシリンダーやその他の部品は、供給メーカーが新たに製造する必要があるため、かなりの時間を要するであろうとしている。
8月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ