スペインのEuropac社Duenas再生コンテナーボード工場で、先週半ばより同工場が通常給水を受けているPisuerga川の水位低下の影響によって、生産を中断せざるを得ない状況に追い込まれていることが分かった。現地メディアの報道によれば、同社は昨日年産9万5千トンの生産能力を有する1号機の再稼働に漕ぎ着けたとしている。ただし、同ラインからの川への排水についても現在同地の水路当局であるConfederacion Hidrografica del Duero(CHD)の支配下にあるとしている。現状では干ばつに起因する低河川流量が9月末まで続くと見込まれている為、1号機がこのまま継続的に操業できるか、また年産15万トンの2号機での操業をいつ再開できるかどうかは、まだ不透明であると報じられている。
8月25日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ