ブラジルの年金基金PetrosおよびFuncefが、同国Eldorado社の晒ユーカリパルプ工場の売却に関し、このほど売却参加権を行使する決断をしたことが分かった。いずれの基金も同社の株式をそれぞれ8.53%保有している。Eldorado社の資産には、同国中西部Mato Grosso do Sul州Tres Lagoasに位置する晒ユーカリパルプ年産170万トンの工場が含まれている。同社は、9月にその管理者となっていたJ&F Investments社の持ち株80.98%分が既にPaper Excellence社(PE社)へ売却されていたもの。Eldorado社の買収交渉プロセスが始まると、PE社は同社の100%所有権獲得を含むすべての可能なシナリオを準備していたとしている。また、FuncefはEldorado社の株式売却を10月2日に決定、一方、Petrosは10月11日に決定を下していた。
10月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ