10月14日、南アフリカDurbanに位置する同国Correll Tissue社に於いて、イタリアのToscotec社が広範囲な改造を施して供給した抄紙1号機が順調に稼働を開始したことが分かった。今回の変更箇所には、既存のFourdrinierティッシュ・ラインに、新たなTT Headbox-SLTを搭載したMODULO Crescent Formerの導入も含まれているとしている。また、今回既存のアプローチ・フロー・システムとフェルト・ランに加え、YD ドクタリング・システムの改良も含まれている。2006年にToscotec社は、同工場へTT SYDを新設していた。今回の改良で、アフリカで最も技術的に高度な印刷物製造事業の一つであるNovus Holding社の広範な印刷事業から生み出された古紙を中心とした原料で、高品質のティッシュを生産する為に、ラインのスピードは分速650mまで向上させたとしている。
11月2日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ