ブラジルの紙・パルプ・パッケージングのメーカーであるKlabin社が、年産40万~50万トンの新たな抄紙ライン2機、フラッフ・パルプ年産40万トンの新ライン1機などを、今後8年間で増設するサイクルとして準備を始めていることが分かった。同社CEOが12月1日に投資家や銀行アナリストに向けたプレゼンテーションの中で、おそらくすべてのプロジェクトは同国南部Parana州に位置する同社Ortigueiraパルプ工場に於いて実行されるであろうとし、投資額はそれぞれ280万レアルを想定していると語った。これまでに公開されたスケジュールから見ると、最初のプロジェクトは2020年までに導入される新たなクラフトライナー・ラインとなろう。また、2019年に稼働開始の計画であった板紙ラインは2023年まで延期され、一方、フラッフ・パルプ・ラインは2025年の稼働が見込まれている。
12月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ