インドの最新の産業統計によれば、今年、同国会計年度上半期の紙・板紙輸入量が前年同期から60%大幅に伸び、前年同期の65万トンから105万トンに上昇したことが、水曜日に分かった。この状況を警戒して、国内の製紙業界は紙の輸入に対するアンチダンピングやセーフガードを政府に求めている。また、同国製紙連合協会(IPMA)は、商工省への書状の中で、抑制のきいていない紙輸入は、国内産業と国の利益に損害を与えているとした。IPMAは、自由貿易協定(FTA)に基づく輸入関税のないASEAN諸国からの紙・板紙の輸入は、8万トンから21万トンに倍増したと述べた。
12月13日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ