最新の米国雇用統計によれば、12月の非農業部門就業者数が14万8千人増加し、全体の失業率は前月から横這いの4.1%で推移した。雇用が伸びたのはヘルスケア、建設、製造業の各部門であった。12月は10月の失業率から3ヶ月連続の4.1%で横這い推移、失業者数もほぼ同様、合計は660万人であった。2017年失業率は前年比0.6%減で、失業者数は同92万6千人減少した。労働者層別では、12月の成人男性の失業率は3.8%、成人女性の失業率は3.7%、白人は3.7%、黒人は6.8%、10代の若年層は13.6%、ヒスパニック系は4.9%、アジア系労働者の失業率は2.5%と、各層で失業率はわずかに上下している。一方、長期にわたって(27週間以上)の失業者数は前月からやや減少の約150万人で、12月の失業者全体の22.9%を占めた。
1月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ