チリのCENEMが公表した最新の統計によると、同国は2017年パッケージングを193万トン生産し、その総額は25億米ドルとなったことが分かった。また、パッケージング産業の販売量は前年比2.3%増の見込みとなっている。CENEMの本部長Mariana Soto Urzua氏は、RISI国際コンテナーボード会議ラテンアメリカの席上、2017年の同国パッケージング分野での成長は2016年と同様の伸びが期待される、と語った。更に同氏は、チリの国民1人当たりの年間紙消費量は108㎏であると付け加えた。また、2017年のすべてのパッケージング生産量の35.6%、約70万トンが紙ベースのパッケージングであるとしている。紙パッケージングは、同国で最も重要な梱包材分野にあり、ガラス・パッケージングは全体の25.7%、プラスチック素材は22.2%だとしている。
1月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ