アルゼンチン紙パルプ生産者協会が公表した最新のデータによれば、同国2017年の紙パルプ生産量は2016年と比較して減少していることが分かった。また、2017年の輸出量は前年比で増加、輸入量は減少、消費量も同様に減少をみせた。同協会によれば、同国は2017年160万トンの紙を生産し、前年比1.3%減となった。紙輸出量は、同28.9%増151,184トン、紙輸入量は同3.4%減の774,866トンとなった。紙の消費量は、同3.5%減の220万トンとなっている。また、2017年同国の紙消費量のうち約35%が輸入品であった。同年の輸入パッケージング紙は合計461,792トン、輸入の印刷・筆記用紙は177,642トンであった。市場関係者のコメントによると、アルゼンチンは再生およびバージンの、いずれもコンテナーボードを必要としているとしている。
2月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ